皆さんこんにちは。
今回の不定期日記は、通常のメンテナスとは一風違ったE39のフロントバンパー交換についてご紹介させて頂きます。
何が一風変わっているかと言いますと、交換するフロントバンパーが中古という点です。
E39 Mスポーツにお乗りのお客様が、ご友人の付き添いでご来店された際にフロントバンパーを破損した旨のお話を頂いたことがきっかけで、
たまたま倉庫に在庫保管していたE39 Mスポーツのフロントバンパーに換装することとなりました。
保管していたフロントバンパーはカーボンブラックで、お客様のお車はコスモスブラックと・・・
同じ黒でも色味が全くことなるため、コスモスブラックに塗装して取付けることとなりました。
フロントバンパーはこんな感じで、破損個所がテープで仮止めされた状態です。
まずはこの破損したフロントバンパーを取り外すのですが、作業に入る前にボディやライトに傷が付かないようマスキングテープを貼って保護します。
お客様の大切なお車ですから、このあたりのケアは欠かせませんよね(>ω<b
車をリフトで持ち上げ、バンパーを留めている固定用のボルトやネジを全て外していきます。
バンパー自体は手前側にある2本のボルトだけで固定されています。
フロントバンパーはアンダーカバーを含む下廻りのカバーが一緒にネジで固定されているので、これらを全て外してアンダーカバーを含むカバー類も取り外していきます。
そして、フロントバンパーに埋め込まれているフォグランプやウォッシャーノズルのコネクタ類も全て引っこ抜き、フロントバンパーの両サイドを持って手前にスライドさせながら慎重に引き抜くのですが、フロントバンパーの脱着は一人ではできないため2人掛りでの作業になります。
破損したフロントバンパーが綺麗に外れましたね。
取り外したフロントバンパーが左隅に写っていますが、これはもう使えませんので後で廃棄部品として処理します。
フロントバンパーが完全に取り外されたので、コスモスブラックに塗装しなおされた中古のフロントバンパーを取り付けます。
ボディ側にフロントバンパーがはまる溝があるので、ずれないように2人掛りで慎重にはめ込んでいきます。
バンパーを奥まではめ込んでみると、左側だけフェンダーラインと合っていなかったため左側レールの位置を微調整してつらを合わせました。
フロントバンパーがきっちりはまったら、固定用のボルトやネジを閉めつけ、フォグランプ等の配線を繋いでアンダーカバーを含むカバー類も取り付けていきます。
水面はありませんけど、ペアでアンダーカバーのネジ止めをしているこの写真・・・何かシンクロしているみたいですねw
最後に各部の取付け確認を行なってE39 Mスポーツのフロントバンパー脱着作業は終了です!!
今回はドンピシャなタイミングで中古パーツが見つかってとてもラッキーでしたね。
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それでは皆さん、次回のブログでまた会いましょう!!
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